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「ここは何処だ?」
俺は気付くと見知らぬ空間にいた。
なぜ場所と言わず空間にしたかというと、足が地面に接してなく浮いているからだ。
いまいる空間をまじまじと観察していると、目の前に銀髪の女性が現れた。
「あなたは…?」
「私はこの世界を司っている神です」
目の前にいる女性は神と名乗った。
「あなたがホントに神ですか?そう見えないのですが…」
「あら?そうかしら?なら証拠を見せましょう」
そう言うと、神?は何もない所から大きさ45cmくらいのクマのぬいぐるみを出した。
「ホントに神なんですね」
「そうよ。そろそろ本題に戻るわね。なぜあなたがここにいるのか
それはあなたが
心臓マヒで急死してしまったからよ」
ならなぜ俺は死んだんだ?健康診断では問題はなかったはずだが。
「私の手違いで、あなたの部屋の隣の40代の男性と間違えたの、それであなたの運命が変わってしまった。ごめんなさい」
神は頭を下げた。
「私はあなたの運命を変えてしまった。かわりにこことは違う世界に転生させてあげるわ」
なんで上から目線なんだ?
「神だからよ」
「勝手に心を読まないで欲しいです」
「仕方ないでしょ?見えちゃうんだから」
「……はぁ」
ため息しかでない(笑)
「で、俺はどこの世界に転生するんですか?」
「魔法があり、モンスターがいるファンタジーな世界よ。オプションで好きな能力をつけてあげるわ」
うーん…好きな能力か…
「じゃあまず、魔力無限は当たり前で、創造能力と森羅万象、顔はイケメソ、最強の肉体、全属性の魔法を生まれた時から使えて、精霊と会話ができ、総合能力は神様を超えるチートスペック、幼馴染がいて、スタートは小さいころからで」
「ず、随分多いわね。まあ問題ないけど。注文はそれだけ?」
「あぁ」
「これからあなたが転生する世界の名前はクローディアよ。じゃあいってらっしゃ~い」
笑顔で神が言うと、俺の下に黒い穴ができていた。
「もっと違う方法あるだろぉぉぉ……」
俺は叫びながら落ちた。
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