異世界へ

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ーーーーーーーーー ーーーーーー ーーー 俺が生まれてから3年が経った。 母も父は両親がいなかった俺に愛情というものを教えてくれた。 あの後、両親から名前をつけてもらった。 コウ=テスラ と言うらしい。 母はサーナ=テスラ、父がシン=テスラ だ。 「お母さん。今日も遊んできていい?」 「いいわよ。その代わりにケガをしたらすぐに帰ってくるのよ?私が究極級回復魔法かけてあげるから」 「ありがとうお母さん!行ってきます!」 「いってらっしゃい。コウちゃん」 俺は暇があれば外に出て、魔力のコントロールと魔法の使い方を練習している。 ちなみにこの世界、クローディアには魔法に等級がある。 弱い順に 下級 、中級、上級、至高、究極、古代、禁忌 とある。 下級から上級までは良いとして、至高級は普通の人は使えない。 究極級はギルドランクがSSぐらいじゃないと魔力が暴走して使えない。 古代級はギルドランクがSSSの人でも詠唱が必要。詠唱自体も長い。 最後に禁忌級。禁忌級はギルドランクがZの人でも使えるか使えないかわからない。 この世界で使えるのが確認されているのは、ギルドランクがZである国王と魔王である。 説明が遅れたが、世界にはギルドと呼ばれる組織がある。 ギルドの中にはギルドランクと呼ばれる位があり、下から E、D、C、B、A、S、SS、SSS、X、Zとある。 ギルドランクがS以上になると、国の大臣になれる。 SSSから上は、国を統治している帝の中に入れる。 帝の座は7つあり、属性ごとに別れている。 帝をまとめているのは全帝といい、全属性の魔法が使えないとなれない。 全帝の下についているのが 炎帝、水帝、風帝、雷帝、土帝、光帝、闇帝 となっている。
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