遊戯(ゲーム)の行方――第1章

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遊戯(ゲーム)の行方――第1章

 いつからこの遊戯をしているのか、  真代孝幸(ましろ たかゆき)は  覚えていなかった。  始めた理由が  暇つぶしだということは  考えなくても分かるのだが、  いつから退屈だったのかは  まったく思い出せないようだ。  一日二日で始めた訳ではない。  そんなに最近ではないはずだった。
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