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桃香side
私達を助けてくれた方が立ち去ろうとしている姿を見つけた
｢まってください｣
まだお礼も言っていない。それに･･････
桃香side end
俺は立ち去ろうとしたのだが、呼び止められていた
振り向くと先ほどの3人の少女がいた
｢俺に何か用があるのか？｣
｢私の名は劉備、字を玄徳といいます。先ほどは助けて頂きありがとうございます。｣
｢!｣
｢私の名は関羽、字を雲長と申します。私からも桃香様を救って頂きありがとうございます。｣
｢鈴々は名を張飛、字を翼徳なのだ。桃香お姉ちゃんを助けてくれてありがとうなのだ。｣
3人からお礼をいわれて驚いた刹那。しかしそれ以上に驚いた事があった
｢(まて､劉備に関羽、そして張飛だと。これはまるで三国志じゃないか。しかし、なぜ女の子なんだ)｣
刹那の頭の中では、疑問でいっぱいだった
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