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あれから俺は、劉備達に連れられて蜀の城、成都に来ていた
「なかなか、賑わっているな。ちゃんと管理がいき届いているみたいだな」
「ありがとうございます御使い様。これも、朱里ちゃんと雛里ちゃんのおかげなんです。」
「それは真名だよな、俺の感ではもしかして諸葛亮と鳳統ではないのか」
まあ、大概の市の管理は軍師が行うからな、そうとなれば簡単さ。
蜀の軍師で有名な人物と言えば臥龍と鳳雛で有名な諸葛亮と鳳統しかいないからな
「すごいのだお兄ちゃん。真名だけで朱里と雛里の名をあてるなんて」
「こら!鈴々。御使い様に失礼であろう。」
「いや、構わない。好きに呼んでくれ」
「ほら、お兄ちゃんがいいって言ってるからいいのだ。」
「なっ。たく鈴々は。」
と額に手を当ててやれやれといった感じの関羽。そんなやりとりを見つめる劉備。
「本当に仲がいいな。」
刹那は空を見上げた。この世界にくる前の事を思い出して
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