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辺り一面、凍りついた中刹那は軍勢を率いていた頭と思われる人物に歩み寄る
「貴様がこの軍勢を率いていたのか。なぜこのような事をする」
「なに言ってるんだよ。さっさと助けろよ。」
刹那は刀を頭の目の前に向ける
「いいから答えろ。」
「楽しむためだよ。弱い物は強い物に従えばいい。俺らはそうしてきた。女も金も全て奪ってきたなにが悪い。」
別の見方をすれば、こいつらは本は民。今の世の中が乱れて生活に苦しくなって反乱を起こした。
「そうか。・・・・・・・・・散れ」
刹那は心の中でそう思いながら再び地面に刀を刺した
バリン!
その音と共に本隊の5000の兵も粉々に砕け散った。それはまるで幻想的なように白い花びらが舞うようだった。
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