~刹那、城へ招待されるのこと~

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あれから、豪華な料理がテーブルに並ぶ 「はい!ご主人様。私が注いであげる」 「いや、桃香様。ここは私がやります。」 俺の両隣に座り杯にお酒を注ごうとしているのだが、 「いや、自分でやるから大丈夫だ」 と言ってもお互いに引かない状況が何度も続いていた 朱里と雛里達は顔を真っ赤にしながらあわあわしているし、翠は片手にお酒を持っているのだがもじもじして動かないし、蒲公英はそれを見て笑っていた ああ、言い忘れてたがさっき真名を交換した 「すまんな。ちょっと夜風に当たってくる」 刹那はこっそりとお酒を持って城壁へ向かった。 城壁に登って、月を眺めながらお酒を飲んでいた
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