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「ふう、やっと落ち着けるな。俺は必ずこの世界を・・・・」
「ご主人様?」
声がした方を振り向くと月の光で美しく輝く黒髪をなびかかせてくる愛紗の姿がみえた
「愛紗か、どうした?ほかのみんなは。」
「朱里と雛里は片付けを、桃香様と鈴々は酔ったのか寝てしまったので部屋に運びました。翠と蒲公英は湯のみに行きましたよ」
なんか、いろいろと任せたまんまだなと思った
「そうか、なんかすまないな。俺も何か手伝えれば」
「いえ、大丈夫ですよ。みんなもご主人様が来てくれて嬉しくてやっているのですから」
「ありがとう・・・・・・・・」
刹那は視線を月に向け、杯に入っていたお酒を飲んだ
「あのご主人様、ひとつお聞きしたい事があるのですがよろしいでしょうか」
「かまわない。何が聞きたいんだ?」
愛紗は先ほどから刹那に対して感じていた事を質問した
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