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「ふむ。今日もうまいな。」
「ご主人様、朝から鈴々が迷惑をかけましまってすみません。
「いや、別に気にしてないよ。あんなに元気があっていいじゃないか。」
刹那が視線をむける。愛紗もまた同じように視線をむける。
「おっ、最後の一個じゃん。いただき!」
「まつのだ翠。それは鈴々が食べようと思っていたのだ」
「こういうのは早い者勝ちなんだよ。」
「こら、ご主人様の前で何をしているんだ。」
翠と鈴々がおかずの取り合いをしていて、愛紗がそれをとめる。そんな微笑ましい光景が広がっていた。
刹那は小さい時に両親をなくしているため、こうやってみんなで食事をとるのは嬉しかった
朝食を終えたあと、鈴々と刹那は広い庭にでていた
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