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「それじゃ、お兄ちゃん。鈴々と勝負なのだ」
「・・・・・・・・こい」
お互いに、得物を構え微動だにしないふたり。
「こないなら、鈴々からいくのだ。」
最初に動いたのは鈴々だった。鈴々は一気に刹那との間を詰めて、蛇矛をふるう。
「さすが、鈴々だなかなかいい一撃だ。だが・・・・・単純すぎる太刀筋だ。」
ガキン!
刹那は鈴々の一撃を軽くいなし素早い斬撃をはなつ
縦、横そして下からと複数の箇所からくる攻撃に鈴々は押されていた
「うぅ。さすがお兄ちゃんなのだ。でも、鈴々も負けないのだ!」
「あぁ。かかってこい。」
ガキン!キィン!
刹那と鈴々の攻防が続く。その様子を桃香と愛紗がみていた
「ほえ~ご主人様すごいね~。鈴々ちゃんといい勝負だよ」
「いえ、よくみてください。ご主人様は完全に鈴々の攻撃をよんでいます。それに・・・・・・」
愛紗はわかっていた、刹那が今だに全力で戦っていないと
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