1人が本棚に入れています
本棚に追加
突然水の能力で満たされたそこの階から水という水が消えた。
消えたは消滅した様に聞こえるがまさにそうとらえるしかない状況になった。
ISP全体をこっそりデジタル展開したDが水をデジタル画像つまり水のエフェクトに一瞬で換えてしまったのだ。
「えっ!?」
「な、なんだ!?」
椎葉の水をデジタル化し、あっという間に取り除く。
「げほごほ。死ぬかと思った。Dサンキュー。」
「主の命令だ。君達は先へ進んで下さい。
この者を葬った後で参ります。」
椎葉達は次の階へと走り去った。
「水の能力者殿お相手しますよ?」
真顔で水の能力者に立ち向かう。
「水の力、我の前では無力に等しい」
水の力を纏う雫の身体ごとデジタル化させていくDになすすへもなく破れた。
Dは椎葉達を追いかけた。
最初のコメントを投稿しよう!