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以後、そばにあったプラスチック製ベンチの上に乗って、雷雲が過ぎ去るのを待ちました。
(それが、その夏・最後の『夕立』。翌日から、空の雲は高くなり、すっかり「秋の気配」。あの頃は、「本格的な夏の到来」と「夏の終わり」を告げる、激しい雷雨があったものです。しかし、『温暖化』が一段と進み、『地球沸騰化』という言葉まで登場した21世紀。「台風」が通り過ぎても、『台風一過の晴天』ではなく、いつまでも南国みたいな雲が居座っているし…昔から馴染んでいた風情がなくなり、「季節感」も変化。『俳句』の「季語」も、変わってしまうのでしょう)。
だから、おそらくネコには…
『直接「感電」しなくても、たぶん「帯電現象」くらいはあるのでは…?』
と思えるし、また、全身を毛でおおわれている「ネコ科」の彼や彼女たち。
軽度の「怒り」等の時には、「尻尾」を「コップ洗いブラシ」のようにさせ、「本気」の時は、「総毛」立たせるくらいだから…
(もっとも、「怒髪」という表現があるように、人の中にも…「怒り」で…あきらかに『(頭髪が)逆立っている』と思わせる人があります)。
『きっと、「頭髪」「陰陽」「ウブ毛」程度の、体毛の薄い人間には、感じられないのでは…?』
さて!
最初に申しましたように、他のネコにゃん(そして、他の毛だらけ・毛むくじゃらの生き物たちに関して)を調査したわけではないのですが…
『だからきっと、カラダ中を毛におおわれているネコは、電気に敏感なのだ!』
と、あれこれ持ち出してきては、『ネコは雷が嫌い』の「理由づけ」の根拠としていたのですが…
「梅雨入り」直前。本年初の「雷」に、そんな事を思い出しました!
みなさんは、どう思われます?
PS∶「ウチの犬は雷が嫌いで…」といった発言を、長毛の「座敷犬」を飼っている同業者から聞いたのは…そんな激しい『夕立ち』のあった、翌日の事でした。かしこ!
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