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( 逃げた場合、しつっこく追いかけてきそうだよね … シメちゃった方が早いか? )
(仕方ない) 相手をする事にした
案の定、やる気満々で掴みにかかってきたチャラ男君その2
けど、瞬時に体制を低くとり、タイミングを計ってジャンピングアッパーをお見舞いする
チャラ男君その2、 遭えなくダウン
まさかと呆気にとられる、チャラ男君その1&3
先に動いたのは、チャラ男君その1
動く気配を察して、振り上げる右足を左手でとめ、右手で奴の右腕を掴むと同時に素早く左へ半回転しつつ、左肘で鳩尾に決める
1ダウン
唖然とするチャラ男君その3と立ち上がってきたチャラ男君その2は顔を見合わせる
どうやら、二人掛りで来るようだ
「 クスッ 」
( アララ、プライドもなんも無いんだね )
情けない奴等と思いつつ、2人の攻撃をかわし、チャラ男君その3の腕を後ろに捩じ上げて抑え、チャラ男君その1は後首に手刀を一発くれてやる
2ダウン
1人になったチャラ男君その3は、捩じ上げられた腕の痛みに顔を歪めている
「 あーも、メンドい 」
( 急いでるっつーのに )
スッと喉に腕をまわし、絞め落とした
3ダウン
「 申し訳無く・・・もないか 」少々手加減が出来ず、地面に倒れ込み呻いている姿は哀れだ
「 そこ、邪魔だから 」声も出せないのか返答が無い男達を見遣り
「 チッ」舌打ちする
流石に重いから男達を1人ずつ壁際へと引きずっていき
「アンタ等の所為で遅れちゃうじゃん、ったく 」
何だか嬉しそーに笑う嫌な顔が浮かび、身近な男の足に蹴りを入れる、もちろん八つ当たりだ
「 女の子虐めちゃダメだよ、じゃね 」後ろ手に片手を挙げ、とにかく走りだした
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