一星

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「つーことで。今日から宜しくな!!」 そう言うと躊躇することなく人のベットにどかっと寝そべるカイ。 「ちょ!何勝手に寝てんのよ!」 「え、だって他に寝るとこねえし」 ・・・こいつ、家に住む気なの??む、無理無理無理!!! 「や、何?!無理だって!」 「他に何処行けって言うんだよ」 「だ、だって・・・」 未だ理解に苦しむ私に「お前の魔法使いなんだから泊めろ」的な態度取られてもなかなか頭がついてこない。 それに・・・ 「私が頷いても、親が認めないよ!」 一瞬目を見開き、「ああ、そうだった。」と呟くと部屋のドアを開けすたすたとリビングの方へと向かっていくカイ。 「ちょ、カイ!!!」 「黙ってろ」 ・・・は、腹立つ。
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