一星

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「ちょちょいのちょいだよ。俺の呪文は魔界でも絶賛されるからな」 たらふくビールを飲み、母が作ったつまみを平らげ満足そうにリビングのソファに座るカイ。 ・・・ず、図々しい。 「あ、あんた。親に何したのよ?!」 耳元で小声でそう聞くと 「親の前で大胆だな」 「!!!」 「お父さん、すみません。僕が魅力的なばっかりに・・・」 「!!!!!」 ちょ・・・お父さん!!! そして、何が「僕」だ!!猫かぶりやがって、こんちくしょおおおお!!
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