Stage26

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圭一と拓也の絶縁状態は続いていた。 ある日、圭一は、結衣と再会を果たす事となる。 一輝がスタンドや走り屋を辞めて数年が経った。 結衣は、地元のデパートで働いていた。 「結衣!今夜、合コンするんだけど来ない?」 「あっ、裕子 んーん、パスかな」 「またぁ?」 「だって、また商社マンとか医者とかでしょ」 「今日は、違うよ?彼の仲間だよ」 「何?仲間って」 「私の彼、走り屋してるんだよ、結衣も車とか好きなんでしょ? 車好きの仲間だから楽しんじゃない?結衣も早く彼氏探しなよ」 「うん、じゃあ行ってみようかな?」 それが圭一との再会となる その夜、場所は普通の居酒屋だった。 「おーい!裕子」 「いたいた!」 裕子と結衣が来た 「あっ!夏美ちゃん久しぶり」 夏美は、和也の彼女である。 「彼の進一郎くんと、こちらが和也くん、そちらが圭一くん」 「あっ!圭一くん」 拓也の事とかで、ふてくされていた圭一は目を疑った! 「あっ!結衣ちゃん」 「なんだよ!圭一の知り合いかよ」 すると和也が 「結衣ちゃん?あっ!噂の君だ!」 「コラ!和也、辞めろよ」 圭一は真っ赤になり照れた すると、結衣が 「何?噂の君?」 すると、進一郎が 「圭一からね、良く話を聞いてましたよ!」 「ちょっと!圭一!」 結衣が笑った それから、この6人で良く集まる様になった。 それから、しばらくして圭一と結衣は付き合う様になった。 「結衣ちゃん、俺マジだよ!」 「圭一、ゴメン!まだ気持ちに整理が付かないのよ」 「俺が、アイツのタイムを塗り替える!そしたら結婚してくれるか?」 「そんなのダメだよ!」 「もう、アイツは引退したんだし、この街にも居ないんだ!忘れろとは言わないが、思い出にして良いんじゃないか?」 「そうなんだけど」 それから、結衣は一輝を忘れるかの様に圭一と峠に出る日々が始まった。 その頃、圭一と絶縁した拓也のチームスパイラルの状況は悪化していた。 ある日の峠で、圭一たちと拓也たちチームスパイラルが衝突する出来事が起きた。
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