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重苦しかった日々が終わった。
赤いシルビアは、パワーを下げ早苗が乗り継ぐ事になった。
拓也は、再び街を出て行った。
結衣と麻美は、意気投合し良い友達となり、間に挟まれた一輝は、居場所がなく再び、祐一の板金屋に寄る事が多くなった。
一輝は仕事帰りに祐一の板金屋に寄った。
「よっ!一輝、例の悪霊退治は?」
「その話は辞めてくれよ」
「お前、まさか失敗して奥さんと結衣ちゃんが!」
「違うよう!逆だよ、あの2人が意気投合しやがって」
「なら、良かったじゃないか?一輝の狙い通りだろ?」
「しかしよ、年がら年中、お互いの家を行ったり来たりで、しかも結衣の娘もだろ?流石に家に女が3人居ると、落ち着かないぜ!」
「オイオイ、一輝よ!俺や晃は、家に帰ると女が4人いるんだぜ!」
「そっか?君らは、娘が3人だもんな 笑」
その時、一輝の携帯が鳴った
「奥さんじゃないのか?」
「ん?涼くんか?」
「どうした?うん、今、どこだ?わかったよ!これから行くよ」
「どうした?」
「スタンドのバイトの涼くんだよ、飯でも食わないかって!
じゃあ、またな!」
「一輝も大変だな、あちこち引っ張りダコで」
「しばらく、静かに眠りたいよ!笑」
そして、一輝は涼の待つファミレスに向かった。
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