プロローグ.桐谷竜という男

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竜の親は竜が小学生の時に事故で死んだ。 親戚は誰が竜を引き取るかでもめにもめた。 そんな光景を見ていた竜は自ら施設に入ることを選んだ。 それから竜は高校卒業まで施設で暮らした。 そんな家庭環境が原因か竜は不良になり、中学んときには自分の学校のトップに立った。 高校生になってもケンカグセは直らず他校の生徒や同じ学校の先輩と何度も衝突しあった。 高校を無事卒業出来たのは正直キセキに近かった。 人生を自由気まま、とにかく楽しく生きてきた竜。 ………しかし竜は直面する。 現実の厳しさを。 現実の厳しさって? それは……………。 .
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