ネガイ

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「そっか…ボクのせいで ごめんね…夢斗くん」 彼は夢斗の話を聞いて少し悲しい顔をした 夢斗は彼に話したのだ全てを 心の奥底まで 快く聴いてくれる彼に夢斗は自分は彼を外見だけみて 偏見していたのに凄く後悔した あっというまに夢斗はこころのモヤが晴れたのか笑顔になる 「いや…でも…兄さんのせいじゃないし… イケメンも大変だよな!ははっ」 「……?」 「無自覚!兄さん無自覚だよ」 話終わった頃 もう当たりは日がくれていた ここで夢斗はある違和感を感じた 成り行きで話してしまったけど いつ此処に彼がいたのかだ 「……」 たまたま…? そうだ…偶然にきまってる しかし…違和感が更に増した 「なんで名前…知ってるの…」 会って話したのは今日が始めて それに名前なんて言ってない… その前になんであの場所にいた? 疑問が確信に変わる 「…さぁね… 夢斗くん帰ろうか…」 夢斗の問いに曖昧に答える彼は こんな時でも見とれるような綺麗な笑顔だった †
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