召喚され

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ジーッと見てますよ・・・。 ちょっ・・・なんか言おうよっ!!! なんで、沈黙のままこっち見てるかな~? 仕方ないのでさらに勇気をだして俺は、「俺があの岩を・・・」と言っていると・・・ 双子は、「勇者様、さぁ早くこの剣を・・・」 「斬り・・・」って・・・・無視しやがったぁぁぁぁぁ!!!! なんだっ!!おぃ!!! ちょっとカワイイからってざけんなよっ!!! あと7~8年後が楽しみだっ!! なんて思ってないんだからねっ!!! 俺は“クソッ”と思ってズカズカと近寄り、伝説の雰囲気漂う剣を強引に奪い取った。 そして、それを振り上げ・・・ズシッ!!・・・ゴキッ!! おかしい・・・ なんだこの重量は・・・ 全く動かないぞ・・・ いや・・・むしろそんな事よりも・・・ 俺の頬を冷や汗がツーッと伝う・・・。 急に持ち上げようとした勢いで腰が痛い・・・。 そして、3人の視線も痛い・・・。 「あの・・・大丈夫ですか・・・なんか、辛そうですが・・・」とオーラ男が俺を気遣う。 「あ・・・いや・・・」 ヤメテッ!!! 優しくしないでっ!!! オーラ男は俺を助けようと、重そうに抱えている剣を持ち上げた。 フワッっと持ち上がる剣・・・。 「凄く軽い・・・羽のようだ・・・」とオーラ男は呟く。 ふ・ざ・け・る・なっ!!! こっちはその重量で腰やってんだぞっ!!!! 「この剣は王家の者と勇者様以外にはとても重いんですよ~」とクスクス笑いながら双子が話す。 王家と勇者・・・以外だとぉ!!! じゃぁ本当に俺は勇者じゃないのかっ!!! ってかこの双子王家の者って・・・王女様的な流れなのか?? 俺は、ありったけの勇気を言葉に乗せて 「あの・・・俺は・・・なんで・・・召喚されたんでしょうか・・・?」と、尋ねる。 ・・・
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