18人が本棚に入れています
本棚に追加
怪獣墓場のﾀﾛｳも、戦いを有利に進めていた!!
ﾀﾞｲﾅとｺｽﾓｽから授かったエネルギーが彼に勢いを取り戻させたのだ。
ｱｽﾄﾛﾓﾝｽに跳び蹴りを食らわせたﾀﾛｳ。
「ｽﾄﾘｳﾑ…光線!!」
光線が命中し、ｱｽﾄﾛﾓﾝｽは爆発する。
その爆煙から、次はﾀｲﾗﾝﾄが現れる。
雄叫びを上げたﾀｲﾗﾝﾄは腕のフック付きロープを伸ばしてﾀﾛｳの首を締め付ける!!
その力は、ﾀﾛｳが戦った事のあるﾀｲﾗﾝﾄを遥かに超えていた。
「何て力だ…」
ﾀﾛｳはｳﾙﾄﾗﾎｰﾝからﾎｰﾝﾚｰｻﾞｰをﾀｲﾗﾝﾄの腕に放つが、丈夫過ぎて破壊する事ができなかった…。
このままではエネルギーの消耗を早める…
自身の力をフルパワーに放出し体を燃え上がらせる。
格段に力がハワーアップし、
一か八かﾁｮｯﾌﾟで対抗してみると、ロープを着る事ができた。ｳﾙﾄﾗﾀﾞｲﾅﾏｲﾄの応用技だ。
ﾀﾛｳは技を解除する。
だが、次は背後から何者かが放った火球がﾀﾛｳの背中に命中した…
「ぐあっ…」
ﾀﾛｳは地に膝まついた。
次の瞬間、火球は放った何者かが急降下し、ﾀﾛｳを踏みつける!!
ﾀﾛｳに攻撃を仕掛けたのは、火山怪鳥と呼ばれかつてﾀﾛｳとｿﾞﾌｨｰを倒した、ﾊﾞｰﾄﾞﾝと呼ばれる怪獣だ…。
ﾀﾛｳの背中に乗り力強く踏みつけるﾊﾞｰﾄﾞﾝ。
そしてピンチになりかけてるのにも関わらず、ﾀﾛｳを囲むかの様に5体の怪獣が集ま
り始める。
ﾚｯﾄﾞｷﾝｸﾞ、ｷﾝｸﾞﾊﾟﾝﾄﾞﾝ、ｱｰｽﾄﾛﾝ、ﾍﾞﾛｸﾛﾝ、ｲﾝﾍﾟﾗｲｻﾞｰ。
強敵があつまり、絶対絶命のピンチだ…。
「くっ…」
そんなﾀﾛｳを助けるためか、青色の光線がﾊﾞｰﾄﾞﾝに命中する!!
ﾊﾞｰﾄﾞﾝは吹っ飛んだ。
「ﾀﾛｳ!!」
立ち上がったﾀﾛｳに誰かが呼びかける。
ｿﾞﾌｨｰの声だ。
金色の光と共に、7人の戦士が現れた。
ｿﾞﾌｨｰ、ｳﾙﾄﾗﾏﾝ、ｾﾌﾞﾝ、ｼﾞｬｯｸとｴｰｽ、それにﾒﾋﾞｳｽだ!!
6人はかつて自分達が戦った怪獣達の前に立ちはだかる。
「遅くなってすまない!!」
ｳﾙﾄﾗﾏﾝが言った。
「この怪獣達の相手は我々に任せろ。」
ｾﾌﾞﾝが後に続いて言う。
「兄さん達、来てくれたのですか!?」
「私達だけではない、上を見上げてみろﾀﾛｳ…」
最初のコメントを投稿しよう！