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レオ達も父の所へと集まる。
「セブン、今の声は…まさか…!?」レオが話掛けた。
「間違いない…」
それはセブンにとって大事な者の声だった。
「空を見ろ、兄弟達…」
父の声でウルトラ兄弟達は空を見る。
空には、神々しい鎧…ウルティメイトイージスを纏った若き戦士の姿だった。
「ゼロッ!!」
セブンは息子のウルトラマンゼロを呼ぶ。
ゼロはウルティメイトイージスを解除し、元の姿へと戻る。
ゆっくりと降り立った。
ウルトラ兄弟達はゼロの近くに来た。
「ようっ!!帰って来たぜ!!」
ゼロはウルトラ兄弟全員に気合いをアピールした。
「ゼロ…」
再会を喜ぶ親子は抱き合う。
そしてすぐ、体を引き離した。
「久しぶりだな…親父。皆!!」
「よく帰って来たな…」
セブンはゼロに言う。
兄弟達も再会を喜び合った。
「もしかして父さんが…」
タロウは父に聞いた。
「いや、私は何もしていない。」
「間に合った。」
父の言葉を遮る様に、ダイナとコスモスが現れる。
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