英雄の帰還

4/6
18人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
「急がねば…6兄弟は早くダークキラーの元へ…」 父が兄弟達に指示を出す。 『そうはいかない…』 その時、ダークキラーの声が聞こえた。 空上空に巨大なダークキラーが姿を現す。 『タロウ、お前1人でだけで来い。1対1…決着を付けてやろう。』 ダークキラーがタロウに告げる。 『ゼロ、ダイナ、コスモス…お前達の相手はハイパーゼットン。そして、残りのウルトラ戦士達の相手は…』 ‐ゴゴゴッ‐ 直後、巨大な地震が起こる。 「何だっ!!何が起こってやがる!!」 ゼロが叫ぶ。 その時、地割れが発生しその中から巨大な赤い手が現れる。 そして、100mを超えるであろう、黒い怪獣が姿を現す。 怪獣は雄叫びを上げる。 ウルトラ兄弟達は構える。 だが、ゼロはその光景を見たくない様子だった… 「間違いない…皆!!あれは“ベリアル”だ!!」 ゼロが大声で言った。 「なっ…あの怪獣がベリアルなワケ…」 タロウが言った。 「奴の胸部を見ろ!!」 ウルトラマンが言った。 「紫色のカラータイマー…やはり奴はベリアル!!」メビウスが言う。 「しかし、何故あんな巨大な姿に…」80が言った。 「色々あったんだよ…。後で説明する!!」 ゼロが叫ぶ。 怪獣の姿のベリアルは雄叫びを上げ続ける。 「奴は理性を失ってるのか…」エースはそれを認識した。 「タロウ急ぐのだ!!」 父が言う。 「我々 も、後から追う!!行くんだタロウ!!」 ゾフィーがタロウに指示する。 「みんな、タロウにエネルギーを…」ジャックが言った。 ウルトラ戦士達は手先からタロウのカラータイマーに向けて光線を放つ。 タロウは、力が漲るのを感じた。
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!