ウルトラダークキラー

3/5
前へ
/61ページ
次へ
その時、 彼は背後からある者の気配を感じ、振りかえる。 「来たな…ウルトラマンタロウ!!」 真上にはウルトラマンタロウが宙から彼を見下ろしていた。 「君だな、怪獣墓場から怪獣達を奪い去っているのは…」 だが彼はタロウの呼びかけに応え様子はなかった。 それでもタロウは彼に話しかける。 「話を聞きたい。何故怪獣を集める…?目的は何だ!!」 「目的…?」 タロウの言葉を聞いたその時、彼に怒りが込み上げる。 なぜ苛立つのか、それは彼にもわからない…。 彼は、タロウを攻撃の対象へと定めた。 彼はその場から即座に消え去る… 「なっ…」 タロウは辺りを見回す。 「どこへ行ったんだ…」 「ここだ…」 声が聞こえ、タロウは振りかえる…。 そこには“奴”がいた…!! 敵はおぞましいオーラを纏っている。 そして強烈なキックをタロウにお見舞いする。 タロウは地上に叩きつけられる。 そして力を解放するかの様に、敵は凄まじい風圧を放ち、タロウはそれに飛ばされまいと、必死に耐える…。 タロウはどうにか風圧に耐えた!! 「闇の洗礼を受けるがいい!! デススラッガー!!」 敵は両腕から紫色のカッターを放つ!! 「!?早い…!!」 デススラッガーがタロウの腹部に命中した…。 「くっ…何て力だっ…!!」 ダメージは相当な物だった… 「正義の力など、所詮この程度…留めだ」 敵は次の攻撃を構えを取る。 左手にエネルギーを溜め、それをフルパワーで放つ… 「キラークラスター!!」 無数の光弾がタロウに降りかかる。 「ここまでか…」
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加