6人が本棚に入れています
本棚に追加
「……………」
宮島菜奈と明美は無表情であたしを見る。
「…ほんとに…ごめんなさい」
あたしは細い声でもう一度謝る。
「ねぇ、菜奈達ってさ、友達だよね?」
無表情のまま宮島菜奈が言葉を発する。
あたしはどう答えていいのか、少し戸惑ったが
「う…うん。」
と消え入りそうな返事を返す。
「キャハハッ!!よかったぁ、そうだよね!!菜奈たちは、友達だよねっ」
宮島菜奈はそう言いながら、あたしの手をとってスキップをし出し、教室へ向かう。
…え?
怒ってない…?
最初のコメントを投稿しよう!