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『えっ?僕してなかった?まぁ皆知ってるんだからいいじゃん♪』 と雪叶は笑いながら俺に言う。 てかさっき、誰かなんかいいかけてたけど早い者勝ちやからいいやんな? うーん…まぁそれに俺以外ボーカル似合う奴おらんやろ? 一応これでも、関西おったとき、あるバンドでボーカルしとった経歴があるんや!! せやから一応歌唱力には自信があるねん♪ それに女の子がボーカルしたらパンチがなくなるし、かといって、地味メガネがしたら、めちゃくちゃ地味になってしまうやん? 俺の経験上大抵地味なバンドは派手なバンドに喰われる。 まぁ希に才能が認められて才能がある奴だけ抜かれるケースもある。 まっ俺的には地味なバンドはごめんや!! 『では、私はキーボードにする。異論はないな?』 と小町ちゃんはクールな外見に似合わずキーボードを選んだ。 『外見に似合わなくて悪かったな?』 何故か俺の考えた事が小町ちゃんにばれていた。 なんでや? 小町ちゃんはエスパーか!? とか考えているうちに増田がドラムを選択した。 こっちも、外見めちゃくちゃ似合ってへんやん!! てか地味な奴はバンド事態あわへんよな💧 大丈夫かいな💧 と俺は先々を心配する。 残る姫ちゃんは幸か不幸かベースが残ってしまった。 まぁ早い者勝ちやから文句はいわれへんやろ。 『えっと…ちょっといいですか?』
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