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「そのカップラは私のだからね!湯布院から持ってきた、私のだからね!欲しいったって、一口たりともあげないんだから!あ、でもお湯は頂戴ね?」
ニコニコとしながらポイズンは炊飯器の前に立ち、カップラの蓋をペリペリと開ける。
そして、いつの間に沸かしたのか分からないが、ヤカンからグッツグツに沸騰したお湯を注いだ。
「このね、QTTAってカップラ、初めて食べるのよぉ。バーベキューチキン味とか、そそるわ!もぅ、私のハートにベストマッチ!駄菓子菓子!」
ビシリと人差し指をカップラに向けたポイズンが「いいこと!?美味しくなかったら怒るからね!」と、カップラに渇を入れた。
すると、カップラの上蓋が、ポフンと開く。
どうやら3分経ったようだ。
ほぉ。具材は肉……えと、バーベキューチキン味だけど豚肉なんだね。と、じゃがいも。そして赤ピーマン。麺はふ「ちょっと!覗かないでよ!駄菓子菓子!私が食べてる所は見てもいいわよ!!」
ササッっと机の上のカップラを取り上げたポイズンがンベーと舌をだす。
うっわ、ムカつく!
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