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光に似たそれは、一直線にギロへ向かって走った。
ただ必死だったが故、唯濡自身にも具体的に何を形作ったのかはわからない。
しかし、すぐにそれは知れることとなった。
突如として吹いた強風に、唯濡は目を閉じることを余儀なくされる。
…そして、次に目を開けた時ギロがいるはずの場所には、神々しいとすら思える黒銀の毛並みを持った狼がいた。
後にその異能は、唯濡により『転変』と名付けられる。
少年…ギロにとっては二つ目の能力で、初めて現世で役に立つ能力であった…。
完。
超中途半端(´・ω・`)
ごめんなさい。じ・か・ん・が…
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