切っても裂いてもきりがなく。

4/4
前へ
/4ページ
次へ
光に似たそれは、一直線にギロへ向かって走った。 ただ必死だったが故、唯濡自身にも具体的に何を形作ったのかはわからない。 しかし、すぐにそれは知れることとなった。 突如として吹いた強風に、唯濡は目を閉じることを余儀なくされる。 …そして、次に目を開けた時ギロがいるはずの場所には、神々しいとすら思える黒銀の毛並みを持った狼がいた。 後にその異能は、唯濡により『転変』と名付けられる。 少年…ギロにとっては二つ目の能力で、初めて現世で役に立つ能力であった…。 完。 超中途半端(´・ω・`) ごめんなさい。じ・か・ん・が…
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加