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2階に上がり、自分の部屋へ入り、電気をつける。
「…ん、あれか?」
机の上にあった、小包みの白い箱。
輝は椅子に座り、まず包みを取る。
「………なんだ、これ?」
現れたのは、黒い小さなスーツケースのような物。
次に、そのスーツケースを開く。
「………機械と…手紙?」
その中にあったのは、黒いカード型の物。左上にボタン、表面には模様があり、真ん中に丸いのが出っ張っていて、そこに溝があった。
何かを通すような溝だ。
「…なんかの玩具か?」
とは言え、こんなのは買った覚えは無いしクロ○コさんにもペ○カンさんにも頼んだ覚えもない。
「誰かの嫌がらせか?」
いらねえから送るとか、有り得ない話じゃない。
でも、そんな考えはすぐに消える。
一緒にあった手紙を手に取ることで…
「さて、どんなことが書いてあるんだ?」
手紙の封を開け、紙を開く。
「………………ッ!!」
そこに、書いてあったのは…
『これで、君はヒーローになれる。』
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