第1話

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    「………風呂、入るか。」 気分を変えよう。 そう思い部屋を出る。 「あ、お兄ちゃん。早くお風呂入ってね。」 ちょうど唯が通り掛かった。 「…ああ。」 輝はそう返事をし、歩く。 「…お兄ちゃん…?」 「…あら、アキちゃん。何かいいの届いてた?」 こんな機械が入ってたみたいなことは言えない。 「…うん、まあ。」 「…何かあった?」 「いや、別に。」 「父さん、今の兄貴にちょっかい出しちゃダメだよ。」 「え、なんでバレた?」 親父はスルーしよう。 その後、風呂へ入り、少しだけ勉強し、ベッドへねっころがっり、そのまま眠りについた。
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