第1話

6/24
前へ
/312ページ
次へ
ーAKIRA SIDEー 「ただいまー。」 午後9時。 俺は家へ帰ってきた。 そのままリビングへいこうとすると… 「おせぇっ!!」 「おぉふっ!?」 ---直後、輝の腹部に誰かの足が直撃した。 「お…親父…てめぇ!…!」 そう、先ほど輝を蹴っ飛ばした犯人は… 「遅いぞ輝っ!!」 『篠原 勇』<シノハラ イサム> 輝の父親。 すごいハイテンションな性格の持ち主。 この様子を例えるなら某漫画の死神の父親… 「全く…門限をとっくに過ぎてるじゃないか!!」 「毎日変わる門限なんか守れれる訳ねえだろっ!?」 「言い訳はよせい!! 門限は午後8時と決まっておろうが!!」 「うん。ちょっと待て、前に俺8時に帰ったけど結局てめぇの蹴り喰らったぞ?」 「………嘘?」 「何自信無くしてんだよっ!?」 「テヘペロッ☆」 直後、輝は勇を殴り飛ばす。 「おつかれー兄貴ー。」 「全く疲れたぜ…」 「ご飯出来てるよー?」 「ファミレスで食ってきたから大丈夫。」 『篠原 佐助』<シノハラ サスケ> 中学生。輝の弟。 特技はサッカーとブログラミング。 俺よりモテる。畜生め。 後、良く出来た弟。 『篠原 唯』<シノハラ ユイ> 中学生。輝の妹で1番下。 天然。程よい体つき。 特技は家事全般。 後、良く出来た妹。 「あらぁ…じゃあどうする?」 「明日の弁当にでも入れといてくれ。」 「分かったわアキちゃん。」 「…頼むからその呼び方やめてくれ…」 『篠原 雀』<シノハラ スズメ> 輝達の母親。 面倒見がいい美人母さん。 マイペース。 「アキちゃーんっ」 「てめぇぶっ飛ばすぞ?」 また、しょうもない喧嘩が続く。
/312ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加