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戦い(?)が続く中
「あ、アキちゃん。そういえば昼にアキちゃん宛ての宅配品届いてたわよ?」
思い出したように雀がそう言い出す。
「はあ…はあ…母さん…それ…今言うこと…?」
「ふっ…中々やるな…流石我が血を引く息子…」
「うん…全然嬉しくねぇ…」
「よくやるよねぇ。兄貴も父さんも。」
ただテレビを見てる感覚で見てる佐助。
日常茶飯事なのだ。これは。
「もう…夜の9時なのに近所に迷惑でしょ!!
そろそろやめないと、ビールの瓶で殴っちゃうよっ!?」
「うん。それ下手したら死ぬから唯。」
「「すいませんでしたあっ!!」」
「ほへ?う…うん。分かればいいんだよ。」
唯の天然度を甘く見てはいけない。
本当にやりかねない。
前に「静かにしないと私飛び降りる!」って言って本当に飛び降りようとしたことがあったから…
「ふぅ…とりあえず部屋行くわ。その後風呂入る。」
「分かったわ。お湯冷めない内に入るのよ?」
「んー。」
そう返事をした後、輝はリビングから出る。
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