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 7月3日(火)  俺こと姫宮優希はとてつもなく悪い状況にたたされていた。  優希「ヤバい!これは非常にヤバい。こんなことなら二度寝なんてしなきゃよかった」 と、嘆きながらも急いで足を運ぶ。  何をそんなに焦っているのかというと、ことの始まりは数分前にまで遡る。  朝食を食べ終え、部活の朝練をサボり気持ち良く二度寝をしていたところ、設定したアラームにしては早く携帯が鳴る。何事かと充電中の携帯を取り、見たところ幼馴染からのメールだった。通知からメールを開き一読。そこには最近、朝練をサボり過ぎた俺に対する神様の罰なのかと思うほどの内容が書かれていた… “優希いまどこだ?早くしないと顧問が来ちまうぞ”  優希「やべぇー!!?すっかり忘れてた!!」  今日の朝練は、あの鬼顧問が来る日だったのすっかり忘れてた!
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