7話

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母さんの車まで移動し後部座席へと乗り込む。途中スーパーに寄るということで家に着くまで寝ようとした時、ふと携帯のランプが点滅していることに気付く。病院内は携帯の使用が禁止されているため、ずっとポケットの中に入れていた。 ランプが青く光っているということはメールだ。 誰だろうと思いながら開くと、そこには明らかに怒っていると告げる文章が書かれていた。 うわぁ…家族の次に言わないといけない人に言うの忘れてた… 謝罪メールを頑張って考え送ると、スタンバってたんじゃないかと疑うぐらい、すぐに返信が着たので、おそるおそるメールを開くと、そこには『優希の部屋で待ってます。』の一文のみ。 このことを知っているのか分からないが母に聞くと、母が姉ちゃんに頼み連絡したのだと。 やってくれたよぉー… 電話で謝ってもいいが、さらなる怒りを呼ぶだけ。 仕方ない…会って謝るしかないか……
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