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朝のSHRで死亡フラグが立てられたせいなのかどうかは分からないが午前中の授業は、ずっとぼんやり窓の外を眺めていた。
三限目が終わり今は昼休み。
俺は佳祐とともに購買に向かっている途中だった。
うぅぅ…めまいがする。
午前中からたまに立眩みやめまいをしていた。
佳祐「おい優希!」
突然耳元で叫ばれ俺はビクッと体を跳ねる。
優希「な、なに?」
理由は分からないがキレてると判断し恐る恐る左側を歩く佳祐に顔を向ける。
佳祐「ああ、大声出して悪い。なんかさっきから優希が上の空状態だったからさ、声掛けてんのに反応しないし」
怒っていないことに、ほっとしつつ心配かけてしまったことに罪悪感を感じた。
優希「ごめん…えーと、さ午前の授業から頭がぼーっとしてきてさ…」
佳祐「そうか…じゃあ今から保健室行くぞ」
一瞬考える素振りを見せ佳祐はそう言った。
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