0章ジャンケン

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ここは、某国の某宿屋の一室。 「皆~、居る~?」 黒髪の男が、その部屋に居る人達に語りかけた。 「シャムロックが居ないよ。」 オレンジに近い茶髪の女がそれに答えた。 「待て待て、ここに居るだろ!」 右半分だけの仮面を付けた男がそこに居た。 「皆揃ったから、そろそろ始めるよ。」 黒髪の男が言った。 「「「「は~~い!!」」」」 そこに居た、黒髪の男を除く9人が返事した。 「いくぞ、最初はグー」 「「「「ジャンケン・ポン」」」」 「「「ヨッシャー!」」」 「あ、負けた。」 髪を後ろで縛っている、侍みたいな格好の男が言った。 「じゃ、ロイク、一章の語り部よろしく。」 「仕方ない、一章(本編)はじめるぞ。」
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