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わいわい楽しく食べたごちそうは見事に完食
「「「「ごちそーさまでした」」」」
変な家族のわりには礼儀正しいんだよねww
「じゃ、僕お風呂入ってくるね」
「あ、じゃあ瞬希も一緒に入りなさい」
なにをゆうこの母親!?
この年になって兄貴と一緒に風呂入るとか!?
「え!?いや…ふ、2人は狭いかと…っ;;」
ほらソファーでテレビみてた兄貴もおどろいてんじゃん
「なにいってんの~あんた達いつも抱き合ってるから大丈夫よ♪」
ふふっと笑う母だがさっき言った言葉間違ってるぞ!?いつも抱き合ってないから!避けてるから僕!
「そっかそっか!なら大丈夫だな♪」
ってなに兄貴も同意しちゃってるんだ!?
全くほんとにそっくりな親子だ;
「はぁ…;;わかったよ、ほらいくよ兄ちゃん」
もはや拒否権なしとかww
二階に下着だけとりにいって風呂場へ
兄貴はまだいなくて、待たずに僕はさっさと服脱いで風呂に入った
入った瞬間むわっと暑苦しくなったけどそんなのすぐに慣れる
体に湯をかけてまず体を洗う
そしたら兄ちゃんが風呂場に入ってきたと思ったら僕をみて動きがとまった
そんな様子に僕は可笑しくて笑ってしまった
「あはは♪なに裸でつったってんのwwさきに湯、つかりなよ」
「あ、あぁ…///」
兄貴が顔を赤くしてるのも気づかずに
体を洗い終えた次は頭を洗う
「ねぇ、兄ちゃん」
「ん?」
「2人で風呂入るの僕が小学生いらいだねww」
「あぁそうだな…」
?
なぜか小学生の時もそうだったけど兄貴は僕と一緒に風呂入るとやたらおとなしくなる
疑問に思いながら頭を洗い終えた
「はいお待たせ、兄ちゃん」
「おぅ…」
交替のように僕は湯につかり、兄貴は洗い始める
「………」
「………」
き、気まずい!!;;
なんで兄貴なんにもゆわないんだよ!?
いつもはしつこくウザイほど絡んでくるのに!
「に、兄ちゃん」
「ん?」
「高校って楽しい?」
なんとなく聞いてみた
「んー…遥が一緒にいるなら楽しい」(ふ…っ
いつもはアホ犬みたいにはしゃぎながら僕にまとわりついてるから
さっきの大人っぽくて冷静に…心からそう思っている、みたいな兄ちゃんの笑顔は不覚にもかっこいいって思ってしまった
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