ー高校入学ー

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遥が女の子みたいな顔だからじゃない 遥が小悪魔だからじゃない 遥の全部が大好きなんだ 愛しいんだ 愛してるんだ 「…帰って母さんに報告しないとな」 でもわかってる 遥と俺はただの兄弟 遥は俺の事兄貴しかみてないし 諦め悪い俺はちょっとでも遥かに近づきたくてブラコンになった そしたら抱きつく事もできるし…まぁ避けられるが;; なにより側に居れる それだけで幸せだ . . . . 帰宅 「ただいまー」 遥はまだ桜華高校だ 今ごろ受験番号探してるだろーな… その姿を浮かべて頬が緩んでしまった 「なぁにぃ?一人でにやついて…キモいわよ瞬希」 ……母親にキモいって言われるとは; 「ごほん…そんなことより母さん、遥合格だよ」 「まぁ♪じゃあ今日はごちそうね♪」 鼻歌歌いながら料理しはじめた母をあとにし俺は玄関で遥の帰りを待つ え?なんでかって?んなもん遥に抱きつくからにきまってんだろ?ww 今日こそ…今日こそ…っぐへへ… …はっ、人格が崩れていきよったぁ!;; 危ない危ない; するとタイミングよく?遥が帰ってきた! ガチャ… 「はーるーかぁぁ♪♪」 おもいっきり飛んで遥に抱きついたっと思いきや避けられてドアに激突 ドガッッッい、いったぁぁ!! 鼻をぶつけた!! 「ただいま、兄ちゃん★」(にこっ 「いたた…はるかぁ、ドアに鼻ぶつけたじゃないかー((泣」 情けなく俺は半泣きになった 「ごめんごめん、なんか変なのが飛んできたからつい♪」(てへっ 遥は毒舌だ けど俺は慣れたからな それより『てへっ』って可愛いすぎるっっ 「エンジェルスマイルゥ;;」(がばっ ゲシッッ また抱きつこうとした遥に顔面蹴りを喰らう 「もー兄ちゃんキモいよ~♪せめて小悪魔スマイルっていってよ☆」(あはは♪ そう言い残して母がいるリビングに遥は向かった …俺ってそんなにキモい?(泣) 半分ショックで遥に続いてリビングに向かう
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