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「ねぇ、咲夜?……この男のさっきの反応はなんなの?私、無視されたんだけど…」
「(可愛いなぁ…)まぁ、お嬢様が余りにも……」
若干拗ね気味の少女に、それを慰める為必死に色々な言葉を並べ立てるメイド姿の少女。
それをはた目から見て、
「何もしないなら、帰ってもいい?こっちはいつ……」
「まぁまぁパチュリー様、抑えて下さい。ね。」
本を持った少女が帰りたがたるが、それをなだめる少女。
「ねー、お姉様?コレ、新しい玩具?」
「違うわよ……。もう少し大人しく待っててね。」
「ぶー。しょうがないなぁ~」
なにやら危ない発言をする少女に、先程拗ねていた少女が呆れ気味に諫める。
そんな摩訶不思議な空間に男はいた。
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