圧倒的戦力

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人里は戦場になっていた 「桜太村人はっ!」 「大丈夫、今美奈が全員を連れて避難してる」 それを聞いた上白沢慧音はひと安心して、先程から対峙している侍に目を向ける 「まさか君があちら側だったとは思えないな」 「・・・・・・・・・」 「答えないか…桜太この状況を長める訳にはいかないだから」 「わかってるよ慧音、知り合いだけど容赦はしない」 そういって上白沢桜太は腰からゆっくりと、鉄特有の光沢を放つ刀を引き抜く 2対1 本来ならなんとも卑怯な形だが、彼女が相手ではそれは無意味に近い むしろちょうどいいかもしれない 「早く終わらせて村人のところにいかせてもらう!」 決戦の火蓋は慧音と桜太の弾幕によっておとされた…
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