「愛してるよ」(将×径)

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「何時におきたの?」 「6時過ぎ。」 「何時に寝たの?」 昨晩は径くんと久々にシたから‥ 「5時前?」 「だめ。3時間はねないと。倒れちゃう‥」 心配してくれてるんだね。 径くんは優しいから。 「大丈夫だよ。」 そう言っても納得出来ないみたいで俯いたまま。 中々パソコンの上に乗せた手をどけてくれない。 「径くん?」 「おねがい将くん。しっかり休んで‥」 そう言って見上げた径くんの目は潤んでいた。 「うん。じゃあご飯食べたらひと眠りしようかな。」 俺がそう言うと、ふにゃっと笑ってキッチンに立つ。 そんな径くんを追いかけて、後ろからふわりと抱き締める。  
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