Taboo...1(優×カズ)

2/5
前へ
/48ページ
次へ
「おやめください!!カズ様!!」 私が目の前の男に噛みつこうとした時、誰かが入ってきた。 「なんだ‥またユリか。」 「すみません。」 そう言いながら目の前の男を気絶させ、記憶-date-の消去を行っている。 ユリのこういうところは相変わらずだ。 「ショウさんは?今日の見回りじゃないの?」 「ショウ様ならサトシ様と見回りに行かれましたが‥」 「またサトシ?それって見回りじゃないでしょ。」 ショウさんはサトシを本気で愛しているようで、サトシがこちらに来て以来私と二人でいることは極端に減ってしまった。 「ショウさん‥会いたい。」 私が寂しがり屋だって知ってるのに、どうして? ショウさん・・・  
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

158人が本棚に入れています
本棚に追加