Taboo...1(優×カズ)

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「ああ、これからどうしようかな。」 ネオンで光輝く街をぷらぷら歩く。 今日も私は一人だ。 そう思うとだんだん寂しくなってきて、人肌恋しくなる。 「綺麗な女の子いないかな。」 イケメンの男でもいいけどね。 って今日はもうヤれないんだった。 「あぁ、暇だな‥」 『きゃあああああ///』 『やばい!//』 『優よ!優がいるぅーっ//』 周りにいた女性が急に騒ぎ出した。 優?誰だ、それ。 「すみません。優って誰ですか?」 近くにいた可愛い女の子に聞いた。 『優を知らないんですかぁ?超人気モデルですよぉ!最近じゃ雑誌の表紙も全部優が飾ってるし、テレビにもめっちゃ出てますよぉ♪』 人間界のことは全然知らないからな‥ そんなに有名なのか。 「写真、ある?」 『もちろんありますよぉ。これです!』 女の子が携帯で画像を見せてくれた。 「・・・マサ兄。」 いや、でもまさか。 そんなはずはない。 『マサ兄?お知り合いですか?』 「え・・あ、はい。小さい頃によく遊んでた人に似てたので。たぶん人違いですけど。」 マサ兄はあのとき死んだはずだ。 それなのに人間界にいるはずないよね。 でも、似すぎてる気がする・・・ とりあえず会ってみるか。 「今どこにいるの?」 『Greenの前にいるらしいですよぉ。』 「ありがとう。ちゅっ」 おでこに軽くキスをした。 『きゃっ//いいえ。今度遊んで下さいよぉ。』 「今度ね。」 そう言って私は足早に立ち去った。  
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