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その後、俺がみっちり事情聴取されたのは言うまでもない
でも俺が知っているのは朝の電話で雅の死を知ったこと…それだけだった。
夜20時を過ぎたあたりでやっと解放された
帰る前、警察に聞きたい事があった…
「あの…雅とは会えないんですか?」
「…死体に会いたいのか?悪いことは言わん、見ない方がいい」
「死のうが何だろうが俺の友達です」
「……地下1階の安置所に置いている」
「有難う御座います。それと雅の頭は結局見つかってないんですか?」
「…それは言わん、捜査中だ」
「今更隠す必要も無いくせに…見つけられなくて恥かくのが嫌なだけだろ!」
「っ…きさまっ!!」
俺は走って地下1階へ行った
逃げた訳じゃない
馬鹿に付き合ってる時間があるなら早く雅に会いたかったんだ…
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