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翌日―――――
俺とリコ、ジュジュ、サクヤ、フウロは理事長室に行った後、マチョキ先生に連れられて俺たちが編入学する2-Aのクラスに来ていた。
えっ、理事長室でのこと?
ただガメロさんに挨拶しただけだったので省略。
マチョキ「ココがあなたたちの編入するクラスデス。ワタシはこのクラスの担任なので先に入りマス。入るように言ったら入ってきてクダサイ」
そう言ってマチョキ先生は教室に入って行った。
マチョキ「おはようございマス。今日はこのクラスに編入生が来マス。」
すると中が騒がしくなり、瞬間的に殺気が放たれ静かになった。
マチョキ「…よろしいでショウ。それでは入ってきてくだサイ」
「美少女キタ━(゚∀゚)━!」
「きゃああああ///」
「チッ、イケメンか」
「ウホッ!!いい漢!!」
「(。-ω-)zzzスヤァ」
マチョキ「…」ニッコリ
ブワッ←マチョキ先生から放たれた殺気
ガンッ←寝てたやつらにチョークが当たった音
ガッシャーン←そいつらが倒れた音
「「「「――!!!!!」」」」ピタッ
シーン
…どうやらさっきの殺気はマチョキ先生が放ったもののようだ。
マチョキ「静かにしまショウ」
「「「「はい」」」」
マチョキ「よろし…」
その時、先程のチョークで起こされた白髪で犬耳の女の子の1人が飛び出してきて俺に斬りかかっていた。
…て、なぜ!?
キンッ
創造で剣を作って女の子の剣を受け止めたけど、どうしよう?
バッ
女の子はすぐに俺から距離をとった。…というより嫁たちの攻撃によって下がらされた。
コウ「リコ、ジュジュ、サクヤ、フウロ、ストップだ」
俺に言われてしぶしぶといった風に襲いかかるのを止めて俺の側に下がる嫁たち。
マチョキ「ハァ、"また"ですか。」
また?
コウ「先生、『また』とはどういうことですか?」
マチョキ「彼女は獣人の九重 紅葉(ここのえ くれは)さんデス。彼女は度々近くにいた人に斬りかかるということをしてまシテ」
コウ「それは…」
マチョキ「幸いにも誰にも傷1つつけてないので問題にはなってまセンガ。」
コウ「そうですか。」
紅葉「……ぶ…」ボソボソ
コウ「ん?」
紅葉「…しょう…ぶ…して…!」
コウ「はい?」
紅葉「お願…い。わた…しと、勝負…して」
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