新たなる帝

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コウside――― 音帝「これが時属性の力…ですか」 ふむ、まあサクヤと雷帝の実力差を鑑みればこんなもんか。 実際のところ俺以外からして見れば10秒と一瞬で終わってしまって理解はできてないだろうけどな。 ………それと、なんか戻ってくるサクヤの歩きがこころなしか速いな。 するとリコが俺に耳打ちしてきた。 リコ「たぶんサクヤン、褒めて欲しくて速足になってるんだと思うから。あとはわかるよねお兄ちゃん」 ああ、そういう事か。 コウ「おいで」 おおう!?速足がダッシュに変わったぞ。 そのまま突っ込んできたサクヤを倒れないように優しく抱き止める。 コウ「よしよし。よくやったな」 頭を撫でた後ローブのフードに顔を突っ込む形でキスをしようとする。 サクヤはいつも遠慮してできないので、ちょっと強引だけど唇を重ねた。 唇をなぞるように舌を這わせて口を開かせ口の中に舌を入れる。あえて舌を避けて頬の内側や歯茎をなめる。そして耐えきれず求めるように舌を出してきたところを絡めとるように舌を絡める。 サクヤ「んむ…ぷぁ…はむ…ちゅむ…れろ…」 しばらくキスをして口を離すとサクヤと俺の口の間に唾液の橋が架かった。 力石「すいまセン。あれは普通の事なのでスカ?」 金帝「やつが特殊なだけだろう」 嫁達(いいなぁ…。) コウ「今はここまでな。」 サクヤ「ふぁい。…ありがとう、ございます」 炎帝「幻帝よ、そろそろ構わぬか」 コウ「ん?ああ、もっと軽く済ませるつもりだったんだが、ちょっと熱が入ってしまった」 炎帝「ガッハッハッ、そうかそうか。いや、俺は一向に構わないが周りに気にする奴もいるからな。ふぅ」 炎帝は一度息をつくと続けて大声をあげた。 炎帝「では皆に問おう!彼女が時帝になるという事に反対の者はおるか!賛成の者は無言による肯定を!」 皆「…」 炎帝「よし!皆の肯定をもって、ここに時帝の誕生とする!…時帝よ、これを。」 炎帝はボックスを開き、紫色のローブを取りだしサクヤに渡した。 炎帝「これが時帝のローブだ。以降帝として活動する時はこのローブを身に纏うように。 ふぅ、堅っくるしい挨拶はこれまで。時帝よこれからよろしく頼むぞ」 そう言うと炎帝は豪快に笑った。 こうして帝たちの集会は終わった。
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