14人が本棚に入れています
本棚に追加
/208ページ
母[あかりーん!起きなさい学校でしょ?!]
僕はあかりん皆からは鈴と呼ばれている
以降[鈴]で
鈴[ん…もうこんな時間か…トイレしたら行こう]
僕は起きてすぐ便意を感じてトイレに向かった
学校は楽しい。
僕の学校は名門とは言いがたいがバカとも言えない
いわゆる、無難で普通の高校生だ。
クラスは全部で6組もありA組B組…っと
アルファベットで並べられている
そろそろ学校生活に慣れを感じた高校2年生
朱月 鈴 クラスはF組だ
同じF組と魅影院 輝とは大の仲良し
あそこら辺とはよく遊んでいる
そうこうしてると出すものも出した事だし
さっさとトイレから出ようとする俺は異変に気づいた
鈴[……静かすぎる。]
おかしい。こんなはずがあるわけない
2日も連続でペーパーが無いなんて。
俺は焦った。このままではまず遅刻は間違いない
いや、それどころか一生をトイレで過ごすことになる
なんとかして抜け出さなければ…
辺りを見回したが何もない。
頼りの携帯すら無い状態だ。… どうする?
どれだけ考えていても時間は過ぎて行ってしまう
そんな時に僕はお尻辺りから強力な吸引力で
見事に便器に吸い込まれた
何が起こったのかわからないまま
目を開けたその先には消臭力の香りをまとった
美しい天使が居た。
最初のコメントを投稿しよう!