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鈴[さて、着いたのはいいとしてよ]
篤[道行くブタを倒したのに]
輝[鈴は未だに1レベルw]
鈴[だって石投げてダメージ
入らないとか仕方ないじゃんか!]
輝[おかげで俺は12レベルまで到達!w]
篤[この町なら皆も見つけられるかもな!]
鈴[良いとこ着いてきたねw]
輝[金もあるし買い物しながら探すか]
篤[お腹空いたしね]
輝[鈴は俺が奢ってやるよw]
鈴[本当にわりぃ…]
輝[ハッハッハ!気にすんな何でも食え!]
しばらく食べ歩いていると
人だかりを見つけた
鈴[いやぁ食べた食べたw]
篤[誰も居なかったな…]
輝[あの人だかりちょっと見てくる]
鈴[おい1人であんまり動くなよ]
1人だかりの理由は一つの看板だった
看板というよりは掲示板
貼り付けられた紙にはこう書いてある
[誰か助けて下さい!]
~町の兵士さんは対応してくれないので人を募集します。
報酬は50万で考えています。
どうか助けて下さい協会に娘とお祈りしていたら
十字架の裏から悪魔のような獣が
現れ娘を拐って行きました
怖くて逃げてしまった私を許してください
どうか娘をあの獣から助けて下さい~
鈴[良い行いで帰れる…]
輝[これ行って見るか?]
篤[一刻の猶予も無さそうだね]
鈴[俺が戦闘力にならない…]
輝[二人で大丈夫だろ。なぁあっちゃん?]
篤[いや、無謀かも知れないね。
もしかするとゲームでいうボス。
そうするなら人は多いに越した事はない]
鈴[もし体力が0になったら永眠…]
輝[んな信じれるかよ!ハッハッハ]
篤[いや信じた方がいい。
もし、本当だった時も嘘だった時も
そうならないに越した事はないからね]
輝[んじゃどうするよ?]
篤[朝を待とう。今日はもう夜になる
ハイエナも活動し出すだろう
朝また平原でレベリングと人探し
そして夕暮れに協会。どうかな?]
鈴[それがいいかもな]
輝[寝てる暇があるのかよ]
篤[でも人探しは重要だよ
もし帰れても僕らだけじゃ他が心配だ]
鈴[今も1人の奴が居るかも知れないしな]
そうして俺らは宿に止まった。
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