淡き日々
3/9
読書設定
目次
前へ
/
218ページ
次へ
ずいぶん昔、母から聞いた話がある。 はっきりとは覚えていない。 だか確か父は浮気をしていたという話だった。 別に俺はそんなことどうでも良い。 しかし悲しそうな顔をする母が見たくなくて、必死に笑わそうとしていたことだけは今でもよく覚えている。 それでも母は俺の顔を見るとよりいっそう声をあげて泣いてしまう。 俺は何度もごめんと言い続けていた。
/
218ページ
最初のコメントを投稿しよう!
117人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,936(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!