淡き日々
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ある時母は病気にかかった。 俺は一人でぼろぼろのベッドに母を寝かせて付きっきりで看病をし続ける。 病院に連れて行きたかったがお金なんて無かったから行くことが出来ない。 母は病気になってから日に日に痩せていった。 毎日毎日辛いと言い続ける。 そんな母に何でも願い事を叶えてあげると俺は言ってしまう。 それを聞いた母が笑いながら言った願い事は「私を殺して」だった。
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